CEの場合、通常は高圧ガス保安法で言う「高圧ガスの製造行為」となります。
また、蒸発器の大きさにより「高圧ガス製造事業許可」が必要となる場合があります。
高圧ガス保安法では、その設備が1日にどの位ガスを製造(供給)できるか(処理能力といいます)により、設置するにあたり許可対象となるか、届け出対象かが決まります。
また、その許可・届出により保安距離等の設置基準(技術上の基準という)が決まります。
<高圧ガス製造事業許可・届出>
法的手続き | ガス種 | 処理能力 | 蒸発器のサイズ | 対象の型式例 | 常用圧力 |
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高圧ガス製造許可申請 | 液化窒素 | 300 m³/日以上 | 770 m³/h以上 | EAL-1000 | 0.95 |
液化アルゴン | 933 m³/h以上 | EAL-1000 | 0.95 | ||
液化炭酸ガス | 23 kg/h以上 | CRV-50T | 2.45 | ||
液化酸素 | 100 m³/日以上 | 317 m³/h以上 | EAL-500 | 0.95 | |
液化天然ガス | 606 m³/h以上 | EAL-800 | 0.29 | ||
高圧ガス製造事業届 | 液化窒素 | 300 m³/日未満 | 770 m³/h未満 | EAL-500 | 0.95 |
液化アルゴン | 933 m³/h未満 | EAL-500 | 0.95 | ||
液化炭酸ガス | 23 kg/h未満 | 対象機種なし | 2.45 | ||
液化酸素 | 100 m³/日未満 | 317 m³/h未満 | EAL-300 | 0.95 | |
液化天然ガス | 606 m³/h未満 | EAL-500 | 0.29 |