タンク(CE)による供給

病院の医療用酸素、工場での雰囲気ガスとしての窒素の使用など、使用量が多い場合に採用される供給方法がCE(コールドエバボレーター)による供給です。CEと呼ばれる「超低温液化ガス貯槽」を使用場所に設置し、液化ガスを気化させて使います。タンクローリーで超低温の液化ガスを輸送し、CEに貯蔵します。

大量に使用されるお客さまに設置されますが、耐震設計の基礎が必要になるなど高圧ガス保安法で規定される事項も多く、資格者の必要の有無、高圧ガスの製造の許可など事前に十分な準備を必要とします。

<CEによるガス供給と法規制>

CEによるガス供給を行う場合は、ガスの種類とそのご使用量やご使用形態によりタンクの大きさや蒸発器を選定します。
その選定された機器により、設置上の法規制が異なります。
その判断は、「高圧ガス関係手続き判断フロー」を参考にして下さい。

CEの場合、通常は高圧ガス保安法で言う「高圧ガスの製造行為」が有ります。
また、蒸発器の大きさにより、「高圧ガス製造事業許可」が必要となる場合があります。

CEに貯蔵するガスの種類と量により「高圧ガス貯蔵所設置許可」が必要となる場合があります。

CEに貯蔵するガスの種類と量により「特定高圧ガス消費届け」が必要となる場合があります。

「高圧ガス」についてよくあるご質問

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