LPガスは条件により、液石法によって規制される場合と、高圧ガス保安法によって規制される場合とで火気との距離が異なります。
今回、高圧ガス保安法により規制される部分に関しては、消費の基準のみについてご説明致します。
高圧ガスの製造及び貯蔵に関しては今回の内容に含まれません。
ここでの火気とは、タバコの火やストーブの火などの裸火、または電気スイッチの火花(スパーク)などを指します。
①LPガス(一般家庭、業務用でのガス使用)の場合
◎該当する法律:液石法
一般家庭や飲食店などは多くの場合、貯蔵量が1000kg未満の場合が多いですから、火気との距離は2mを超えて(2mでは×)取るようにする必要があります。容器設置場所から、
貯蔵量 | 基準値 |
1000kg未満 | 2m超 |
1,000kg以上3000kg未満 | 5m以上 |
3,000kg以上10,000kg未満 | 8m以上 |
②LPガス(工業用でのガス使用)及び酸素の場合
◎該当する法律:高圧ガス保安法
消費に使用する設備から、5m超