お客さまのガス使用量が多くなると、バルクによる供給となるケースが多くなります。バルクによるガス供給を行う場合は、ガス使用の用途・使用量・使用形態、タンクの設置スペースなどにより、必要なタンク、気化器、調整器、配管径などの供給機器が決まってきます。その選定された機器により、設置上の法規制が異なってくるのです。
1. プロパンガスの場合、その使用用途が
「民生用途」なのか?
「工業用途」なのか?
により、適用法令が変り設置上・管理上の規制・基準が変ります。
2. プロパンガスの使用用途が「民生用途」に該当する場合は、液化石油ガス法(液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律)により規制を受ける事になります。
貯蔵するプロパンガスの量により規制が変りますが、300kg、500kg、1t、3t、10tがポイントの数量です。
3. プロパンガスの使用用途が「工業用途」に該当する場合は、高圧ガス保安法により規制を受ける事になります。
貯蔵するプロパンガスの量により規制が変りますが、300kg、3t、10tがポイントの数量です。