しあわせレシピ

柏餅

2011.11.17更新 - カテゴリ[]

柏餅

*柏もちのお話*
柏餅に使われている柏の木は、新芽が出ない限り古い葉が落ちないそうで、家が絶えない、後継者が絶えることないと縁起のいい木とされています。
そして、柏を包む手つきが神前でかしわ手を打つ姿にも似ていることから、武運を祈願するのにふさわしい和菓子として端午の節句には、必ず供えられ、年中行事の代表的なお菓子となっています。
現在は、小豆のこしあんが主流ですが、以前は、味噌あんが一般的だったそうです。

材料(4人分)

・上新粉…200g
・砂糖…大さじ1と1/2
・片栗粉…大さじ1と1/2
・こしあん…200g
・柏の葉…10枚

作り方

1、こしあんを10等分にして丸めます。

2、ボウルに上新粉を入れて、熱湯1カップを注ぎ、お箸で混ぜます。粗熱がとれたら手でよくこねてください。
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3、蒸し器にふきんを敷き、2をひと口大にちぎって入れ、強火で12~15分透き通るまで蒸します。

4、水を入れたボウルに3を入れ、すぐに取り出して水気をとり、ボウルに入れて手でこねます。

5、砂糖と片栗粉を加え、なめらかになるまでこねます。
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6、棒状にまとめて10等分し、手で楕円形にのばします。
*ここは、手早く作業することがポイントです。生地が冷めてしまうとのばしにくくなり、きれいな楕円形になりません。

7、6に1のこしあんをのせ周りを閉じます。柏の葉は、水で洗ってから、水気をよくふき取り、もちを包みます。
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8、蒸し器で3~5分強火で蒸してできあがりです。

*7でもちを柏の葉で包んだ時には、うまく柏の葉ともちがくっつかないかもしれませんが、最後に蒸し器にかけることでもちと柏の葉がなじみますので、ご安心ください。
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