こんにちは!武居です。
26日に、松本営業所にて中核充填所保安訓練がありました。
中核充填所とは「災害時対応中核充填所」のことで、大規模災害時にもLPガスを供給できるように特別な設備を持っている施設です。
たとえば、停電になっても充てん作業ができるようにLPガスで動く発電機を持っていたり、電話やインターネットが使えなくても使える、衛星電話などの緊急用通信設備を持っています。
また、ガソリンが入手困難になることを想定して、配送や点検活動のためにLPガスで動く車を持っているだけでなく、LPガス自動車への充てんが行える設備もあります。
毎年、中核充填所保安訓練では一般の方々に訓練の様子を公開しているのですが、今回は新型コロナウイルス対策のため一般公開なしでの実施となりました。
訓練内容は、電線からの電気を遮断して、LPガスで動く非常用発電機から供給される電源のみで
①ガスローリーからガスのタンクへの充てん(受け入れ)
②ガスボンベへの充てん
③LPガス自動車への充てん
の3つを同時に行うというものでした。
非常用発電機2台を稼働します。
ローリーからタンクへLPガスの受け入れをしている様子です。
さらにタンクからガスボンベへLPガスを充てんします。
そして、受け入れ作業、ボンベへの充てんをしながら、LPガス自動車にもガスの充てんを行いました。
大変暑い中でしたが、非常用発電機を使って同時に充てんを行う訓練は無事に終了しました。
2つの非常用発電機でこれほど大きな設備を3つ同時に稼働させることができるとわかり、非常時の供給も安心だと思いました。