ひだまりCafe

岡谷酸素社員によるブログ。
日々のようすをお伝えします

SUWACO Laboでの研究発表聴講

2014.11.17更新 - カテゴリ[]

こんばんは、秋山です。
最近はいよいよ朝に車の窓が凍り始めましたね。
秋から冬へと季節は移り替わっていっています。ぼちぼち車のタイヤも冬支度しないといけませんね!
そして、いつもの通り、私のおなかは年中冬支度が出来ています。少しは薄くならないのでしょうか…

さて、今回の記事は先日ちょっとふれた通りにSUWACO Laboでの研究が学会で発表されましたのでご案内致します。
去る11月13・14日に福島県いわき市にて「平成26年度 日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー学会・韓国太陽エネルギー学会 福島復興支援 合同研究発表会」が開催されました。

これは、二日間にわたって、太陽エネルギーや風力エネルギーなどの研究成果を発表する会で、私は一日目の太陽光発電に関わる発表を中心に聴講しました。
内容は、、正直言うと専門的なお話が多くて、細かい所まできちんと理解できたか?と言われると自信はないのですが、物凄く為になりました。少なくとも、まだ今後続いてゆく太陽光発電に必要な知識がどういったものであるのか。今後も注目しないといけない事がまだまだあるのだと様々な発表を聞いて強く感じました。
そんな中、SUWACO Laboでの研究の一部をまとめた、「太陽電池の傾斜角度と積雪による発電量低下の関係」という論文が日本大学の西川先生により発表されました。
10分ほどの説明の後、質疑応答となりましたが、いくつか質問もあったり、立ち見の人が出るほど沢山の聴講者がいらっしゃいました。
少しでも多くの方にSUWACO Laboを知っていただき、その研究成果が今後に生かされ、研究が続いていく事を願ってやみませんし、そのお手伝いが出来ればと思います!

さて、ここからは少し話が変わります。
今回の学会のタイトルが「福島復興支援 合同研究発表会」とうたわれているように、福島県は東日本大震災で大変な被災をしました。
私は大学の4年間を福島県で過ごしましたが、ほぼそれ以来の福島県という事もあって、現在の被災地をこの目で見る為にいわき市から少し足を延ばして、富岡町まで行ってみました。

写真は常磐線富岡駅とその周辺ですが、現在もこの状況です。撮影をしていると20mばかり先に野生の大きなイノシシが現れてこちらを見ていました。写真を撮ろうと構えたら物凄い勢いで逃げていきましたが。
駅周辺で気配を感じられたのは、海沿いで工事をしている人たちと、そのイノシシだけでした。

わずか二日間の福島出張でしたが、今までになく、色々を考えさせられる出張でした。