こんにちは!
秋は美味しいものがたくさんありますね。
旬の食材は、栄養分が最も高い状態で収穫されるので、体にとってもいいと言われています。
今回は、今が旬のカボチャについて紹介いたします。
*カボチャの種類*
カボチャは大きく分けて、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類あります。
【日本カボチャ】
日本カボチャは、形が平たく凹凸がはっきりしていて、皮もやや黒い見た目をしています。
味は、全体的に淡白な味です。西洋カボチャと比較すると、水分が多いので粘りがあります。調理法や種類にもよりますが、味は薄めで煮崩れしにくいのが特徴です。そのため、煮物や蒸し物に向いています。
【西洋カボチャ】
西洋カボチャは、凹凸が少なく丸みを帯びた見た目をしています。
西洋カボチャは一般的に「栗カボチャ」と呼ばれているように、ホクホクしていて強い甘みがあることが特徴です。糖質が高く、プリンやパイなどデザートにも使うことができます。
【ペポカボチャ】
ペポカボチャは、金糸瓜やズッキーニなどのことです。
見た目も、細長いものや小型のものが多く、どちらかというとキュウリに近い、青っぽい味になります。食感や味も一般的なカボチャとは全く違います。
*カボチャの栄養と効能*
カボチャは代表的な緑黄食野菜です。
栄養素では、抗発ガン作用で知られるカロテンや体内の塩分を排出するカリウム、ビタミンB群を多く含んでいます。
特に西洋カボチャはビタミンCも豊富に含まれています。
また、カボチャは食物繊維も豊富に含まれているので、便秘の予防や改善に役立ちます。
なぜ冬至にカボチャ?
昔の日本は、食料が豊かではなかったため、冬至のころになると秋野菜の収穫も終わり、食べられる野菜もほとんどなくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、夏に収穫したカボチャを保存して食べていました。
カボチャは栄養価が高く、保存ができるので重宝されていました。
なぜハロウィンでカボチャ?
元々、ハロウィンはヨーロッパのケルト民族の収穫祭が起源とされています。
その頃のケルト人はカボチャではなく「カブ」を使用していました。
それが、ヨーロッパからアメリカに移民した人たちによって、収穫祭の文化がアメリカに広がりました。
当時のアメリカは、「カブ」がまだ珍しい食材だったので、大量に収穫できたカボチャで代用しました。
そのため、アメリカからハロウィンが伝わった日本は、ハロウィン=カボチャのイメージがつくようになりました。
*おすすめレシピ*
「しあわせレシピ」掲載の中から厳選しました。
どのレシピもカボチャを美味しく頂けますので、ぜひご活用ください♪
最近朝が特に寒くなっていますね。
旬のカボチャを食べて、寒い朝を乗り切りましょう!