こんにちは。
少しずつ昼間の暖かさが増して、春が近づいてきたなあ、と感じます。
今回は、おからの魅力についてご紹介します。
おからは、豆腐を作る時にできる豆乳を絞った『残りかす』です。
『残りかす』というと、何も残っていないようなイメージを持ってしまいがちですが
実は、美と健康の頼もしい味方なんです。
*おからの栄養*
■食物繊維(セルロース)
整腸作用があり、便秘の予防・改善に。水分を含んで満腹感を与えてくれるので、ダイエットにも◎
■サポニン
血管に付着した脂肪の掃除や腸を刺激する働きから、生活習慣予防や老化防止に効果的です。
■レシチン
細胞の新陳代謝を促進します。コレステロールをコントロールし、脂肪代謝、脳の活性化に効果的です。
■イソフラボン
骨粗鬆症・乳がん・前立腺がんの予防に。女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをするため、更年期障害の諸症状に効果が期待されています。
*おからの使い方*
おから料理というと「卯の花」くらいしか思いつかない・・・という方が多いと思います。
ここでのポイントは、【おから料理】ではなく、【いつもの料理にプラス!】です。
例えば、ハンバーグやコロッケ、お菓子などにプラス!
ハンバーグならお肉の量を減らしておからを入れれば、カロリーを抑えてボリュームアップ!
お菓子も同様で、小麦粉におからを加えることで食物繊維がたっぷりとれます。
国内で年間に出されるおからは、40~80万トンにもなるといわれています。
一部は食用として消費されますが、大部分は産業廃棄物として廃棄・焼却されています。
最近では、飼料や肥料、製品にリサイクルされるケースもありますが、それもまだ一部に過ぎません。
私たちが積極的に活用することで、体にも家計にも環境にも優しくなります。
この機会に、日々の食事に加えてみてはいかがでしょうか?
☆「しあわせレシピ」にて、おからを使ったレシピを掲載しています。ぜひご覧ください。
【おからを使ったおすすめレシピ】
●おからのホットケーキ~イチゴのコンフィチュール添え~
●おからとりんごのヨーグルト蒸しパン
●きな粉とおからのスコーン
●卯の花