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干し野菜について

2018.02.26更新 - カテゴリ[お役立ち情報 ]

寒さと乾燥が気になる冬。この季節にピッタリなのが「干し野菜作り」です。
野菜は、干すことによって味が濃く甘くなるとともに、栄養価(カルシウム、カリウム、ビタミンD等)がアップするなど、利点が沢山あります。野菜を干すだけで調理時間の短縮になり、簡単にお料理上手になれます。気軽に干し野菜を生活に取り入れてみてはいかがですか?

*干し野菜の利点*
・水分が抜け味が染みやすくなるので、調味料が少なくても良いです。また、カサも減るので沢山の量を食べられます。
・火の通りが早いので下茹でいらず。調理時間の短縮になり省エネになります。
・保存しやすく、普段捨ててしまう皮や葉も一緒に干して丸ごと食べられてるので無駄がなくなります。
・味わいや歯ごたえが良く、素材のおいしさが味わえます。

*どんな野菜が干せるの?*
●根菜類
大根・にんじん・かぶ・ごぼう・れんこん・さつまいもなど。
水分が少なく失敗しにくいので、ビギナー向けです。

●きのこ類
しいたけ・しめじ・エリンギ・舞茸など。干すと旨みが増します。
セミドライにしても完全にドライにしてもOK。

●実野菜
トマト・きゅうり・なす・パプリカなど。
水分が多いが干しやすいです。セミドライがおすすめです。

●茎野菜
アスパラ・セロリ・玉ねぎ・ブロッコリーなど。
繊維質が多いので、シャキシャキとした食感に。

●葉野菜
白菜・キャベツ・大根葉・小松菜など。
葉が厚めでしっかりした葉野菜のほうが干しやすいです。甘みや歯ごたえが増します。

●フルーツ
りんご・キウイ・バナナ・いちご・ぶどうなど。
甘みが増し、酸味のあるフルーツも食べやすくなります。

*簡単!干し野菜の作り方*
●用意するもの
・専用の干しネット(今は色々な種類のネットが出ており、お店やインターネットで購入可能。)
※盆ざる、洗濯物用ピンチ、まきす、ケーキクーラーなど、家庭にあるもので代用できます。

●干す場所
湿気の少ない、日当たりと風通しの良いところ。庭先、ベランダ、窓際や縁側などの室内でも大丈夫です。
何日か干す場合は夜露がカビの原因になるので、夜は家の中に取り込みましょう。

●干し方

1、野菜や果物をよく洗い、しっかり水気を拭きます。
2、作りたい料理に合わせた大きさに切ります。トマトは種を取り除きます。
(用途が決まってないときは大きめに)
3、干しネットや盆ざるなどに野菜が重ならないように広げて干します。時々ひっくり返しながら乾かします。
干す時間は、数時間から4~5日と食材や用途に応じて自分の好みで調節します。
*セミドライ:表面が乾いて、中に程よく水分が残った状態。
*ドライ:中までしっかり水分を抜いた状態。

*保存方法*
ドライの場合は、乾燥剤を入れたビンや保存袋での長期保存が可能です。
セミドライの場合は、冷凍保存かキッチンペーパーに包んで保存袋やタッパーに入れての冷蔵保存ができます。
セミドライはカビやすいので、4日間ぐらいで使い切るのがポイントです。(野菜の水分量や冷蔵庫によっても異なります)

☆「しあわせレシピ」にて、干し野菜を使ったレシピを掲載しています。ぜひご覧ください。
【干し野菜を使ったおすすめレシピ】
干し白菜のクリーム煮