切断砥石とオフセット形研削砥石について

切断砥石とオフセット形研削砥石違いについて

切断砥石は名前の通り金属類の切断を行う砥石です。
外径305㎜~510㎜等は「高速カッター」と呼ばれる工具で、小径の物(100㎜~180㎜)は一般に「ディスクグラインダ」と呼ばれる工具で主に使用されます。
高回転で回転しながら無数の鋭い砥粒の刃先で極めて迅速に被切断物を美しい仕上げ面と正しい寸法に切断できる工具です。

オフセット形研削砥石(図1)は、「サンダー掛け」といわれる研削・切削バリ取り・研磨作業で使われる砥石です。
高速度で回転しながら無数の鋭い砥粒の刃先で極めて迅速に被研削物を削り、美しい仕上げ面と正しい寸法に仕上げる事が出来ます。

切断および研削砥石は、作業が進むに従い、砥粒の磨耗と共に常に新しい切刀を生じ、作業を同じ状態で続けることができます。
これが他の切断・研削工具にはない最大の特徴です。

使用方法の違い

研削、切断といった分類によって、砥石の使用面が決まっています。

オフセット(研削)形砥石の場合、使用面は円周部分と砥石模様面です(図1)。
砥石と加工面の角度は、15°~30°が適当で、角度が低すぎると外周上面飛散になる可能性があります。
新しい砥石を使用する際、深く食い込む恐れがあるので、はじめはグラインダを手前に引きながら研削しましょう。

切断砥石の場合は、円周部分です(図2)。
切断砥石側面を故意に使用すると破損の恐れがあるので絶対に使用しないで下さい。

取り扱う上での注意点

砥石は全て割れる可能性があるものです。ですから、安全のために砥石は“ガラス”で出来ていると思って十分注意深く取り扱わなければなりません。
砥石取扱い時には三原則(ころがすな。おとすな。ぶつけるな。)を守りましょう。
切断砥石は直射日光を避け、湿気のない場所で台板に平積みで保管してください。
オフセット形研削砥石は整理棚など乾燥した場所で保管してください。

では、どんな砥石を使えば作業がはかどるのでしょう?

ご承知の通り、砥石自身が磨耗しながら切削していくという宿命から、外径が小さくなっていくにつれて切削できる大きさも限られてきます。
特に研削で使用するオフセット形研削砥石は溶接ビードの余盛を削る、といった目的が多く、溶接スパッタのケレン(除去)作業と同じで実は「余計な仕事」・「やりたくない仕事」に挙げられる内容なのではないでしょうか?
しかし消耗を抑えようとして耐久性を高めると作業効率が落ちますし、切れ味を重視しすぎると消耗も早く、昨今一番気にされているところのコストが高くついてしまいます。
そのあたりのバランスが砥石を選ぶ上でのポイントといえます。

最近の岡谷酸素の売れ筋をみますと、切断・オフセット研削ともに「作業効率」・「作業性のよさ」を重視される傾向があります。
「作業効率」とはもちろんスピードのことです。
切断において、特にディスクグラインダで使用する100㎜サイズは切れ味重視の薄型が好まれています。
研削においてはそれ1枚で鉄もステンレスも削れる物がよく出ています。
「作業性のよさ」とは、グラインダ作業には騒音・粉塵・振動が付き物で、このために作業が嫌がられているといってもいいでしょう。
最近は模様や形状の工夫などで、作業効率を損なうことなく、騒音・振動の改善がされた製品が発売されています。
皆さんの様々な要求を少しでも満足できるような製品をメーカー各社が開発していますし、岡谷酸素もメーカー同行や展示会を通じて紹介していきたいと思います。

ここまで述べさせていただきましたように研削砥石には数えきれない程多くの種類があります。
表示方法をよく理解することが正しい選定につながります。
表示については図をご参考ください(図3)。

ところで皆さん、研削砥石を使用する際に特別教育を受けていなければならないのはご存知ですか?
研削砥石に関する特別教育は、労働安全衛生法第59条第3項の法令によって定められています。
特別教育は事業者が労働者を厚生労働省令で「危険又は有害な業務」に指定されている業務につかせる場合、その労働者に対して行わなければならないものです。
教育時間や内容は「安全衛生特別教育規程」に細かく決められており、学科教育および実技教育により行われます。
特別教育を受けていない作業者がグラインダを使った作業中に事故を起こした場合は、事業者に責任が問われます。
特別教育を受講したい場合は、各都道府県にあります「労働局(旧労働基準局)安全課」または「労働基準監督署の安全衛生課」に問い合わせると確認することができます。

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