TIG溶接の特徴

TIG溶接の主な特徴として、下記の項目挙げられます。

1、不活性ガスシールドなので、溶接金属への不純物混入が極めて少なく、高品質である。
2、工業的に使用されるほとんど全ての金属の溶接が可能である。
3、スパッタの発生がなく、溶接作業が容易である。
4、あらゆる継手形状に適用でき、かつ溶接姿勢に制限がない。
5、小電流でも安定したアークが得られ、薄板溶接にも適用でき、また裏波溶接がしやすい。

また、欠点としては、比較的高価な不活性ガスを必要とすることや、溶接速度がMIG溶接などの溶極式アーク溶接法に比べて遅いことが挙げられます。また、ガスシールドアーク溶接特有の風の影響を受けやすい点も挙げられます。

■主なTIG溶接法の分類

直流TIG溶接法

最も一般的な溶接法で、直流の定電流特性の溶接電源を用いタングステン電極を陰極に接続してアークを発生させます。直流TIG溶接法は、アルミニウムやマグネシウムなどの活性金属以外のほとんどすべての金属の溶接に適用できます。

交流TIG溶接法

アルミニウムやマグネシウム合金などの溶接では、母材表面の酸化皮膜を除去する必要があるため、母材側を陰極にしてアークのクリーニング作用を利用する必要があります。しかし母材を陰極にするとタングステン電極は陽極となり、電極側へのアークの入熱量が大きくなるため、電極の消耗が激しくなって実用性に欠けます。この問題を解決したのが交流TIG溶接法で、電極棒マイナス、棒プラスの両極性の特徴を引き出しています。すなわちクリーニング作用を確保しつつ、電極消耗を極力抑えながら溶け込みを、棒マイナス時と棒プラス時の中間の形となって確保できます。

パルスTIG溶接法

1、直流パルスTIG溶接法
直流パルスTIG溶接法は溶接電流を一定周期でパルス状に変化させ、パルス電流が流れている時間に母材を溶融し、ベース電流が流れている時間にはその溶融池を冷却凝固させて、周期的にできる溶融スポットを重ね合せながら溶接する方法です。直流パルスを使ったステンレス鋼の溶接は、数珠状のビードになり溶融スポットの重なり部分は溶接速度やパルス周波数によって制御されます。
薄板や板厚違いの溶接や、裏波溶接、難姿勢溶接などが容易にできるなどの特徴があります。

2、交流パルスTIG溶接法
交流パルスTIG溶接法のパルスの原理は直流パルスTIGと同様です。アルミニウムの薄板溶接や裏波溶接、美しいビード外観やTIG溶加棒とタイミングに合わせて溶接ができるなどの特徴があります。

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