まだ梅雨入り前ですが、夏日と言われる日が増え、夏が近づいている気配を感じます。冷房は我慢せずに使いたいけれど、なるべく電気代も抑えたい…とお思いの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、エアコンを使う上での節電のコツをダイキン工業様にお伺いしました!
今回の記事内容 |
メーカー直伝!節電の3つのコツ
①設定温度を見直そう
エアコンの電気代は、設定温度によって大きく左右されます。夏の冷房設定温度を1度上げると約13%、冬の暖房設定温度を1度下げると約10%の節電効果が期待できます。
環境省の推奨目安温度は、夏の室温は28度、冬の室温は20度です。この数値を参考に、設定温度を見直してみましょう。
エアコンの運転モードは「自動運転」がおすすめです。自動運転モードは、室温が設定温度に近づくにつれて運転を弱めていくため、必要以上にエアコンを動かすことなく、電気代の節約につながります。
②空気をかきまぜよう
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。
夏場は部屋全体が熱気に覆われ、エアコンを稼働しても足元だけが涼しくなり、なかなか部屋全体が均一に涼しくならないことがあります。冬場は冷気に覆われており、暖房のスイッチを入れても、天井付近からしか暖気は溜まっていきません。
そこで、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させることで、エアコンの冷暖房効率を上げ、電気代を抑えることができます。
③機器のメンテナンスをしよう
エアコンは、室内機で吸気と排気を行い、室外機ではファンによって熱を屋外に放出しています。ここで重要になるのが、室内機のフィルターと室外機のファンを定期的に掃除することです。
・室内機のフィルターが目詰まりしていると、必要な吸気が十分に行えず、室温を下げる効率が悪くなります。さらに、強く部屋の空気を取り込もうとエアコンが強力に稼働し、電気代がかかってしまいます。
・室外機のファンも同様です。ファンの回転率が下がると、うまく熱を放出することができず、室内機の稼働効率を下げ、電気代を増加させてしまいます。
★エアコンの室内機・室外機は、定期的にメンテナンスを行いましょう。
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真夏や真冬に壊れる前に…思い切って買い替えもおすすめ!
新しいエアコンは、冷暖房の効率が飛躍的に向上しています。古いモデルのエアコンを使い続けると、電気代が大幅にかかってしまう可能性があります。
室内機や室外機の汚れは、普段のメンテナンスでは取り切れない場合があり、冷暖房の効率を低下させる原因となります。
真夏や真冬にエアコンが故障してしまうと、日常生活に大きな支障が出てしまいます。早めの買い替えで、快適な夏を送りながら電気代の節約もしましょう!
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