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ガス・ほっとステーション 

“香辛料”で身体を温めましょう♪

2020.10.28更新 - カテゴリ[お役立ち情報 ]

こんにちは!武居です。
11月も近づき、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
冷えは健康の大敵です。
今回は身体を中から温める香辛料について特集いたします!

*香辛料とは*
全日本スパイス協会によると、香辛料は食品の調理に使われる香りや刺激などのある植物です。
香辛料には熱帯植物の果実や花、葉、樹皮、茎、種、根などいろいろな部分が使われています。
その種類は100以上あると言われ、食欲増進、疲労回復、消化吸収促進、強壮、殺菌など様々な効能があります。

また、全日本スパイス協会では香辛料をさらにスパイスとハーブの2種類に分類しています。

*スパイスとは*
スパイスとは香辛料のうち、利用部位として茎と葉と花を除くものを言うそうです。
<具体例>
ニンニク、生姜、ごま、唐辛子、ケシノミ、ゆず、胡椒、ナツメグ、シナモン、パプリカ、サフラン、クローブ、山椒、オレンジピール、花椒など

スパイスは刺激が強いイメージがあるので、辛くないごまやゆずなどもスパイスというのは驚きですね♪

*ハーブとは*
ハーブとは香辛料のうち、茎と葉と花を利用するものを言うそうです。
<具体例>
クレソン、セロリ、ニラ、パセリ、ミョウガ、ヨモギ、バジル、ローズマリー、ペパーミント、レモングラス、ワサビ葉、山椒の葉など

*身体を温める香辛料*
・生姜
生姜が身体をぽかぽかにしてくれるのは有名ですよね♪
生姜の成分には血行促進、代謝向上などの効果があり、冷え症の緩和に役立ちます。
また強い殺菌作用を持っているので、風邪の初期症状を和らげてくれます。

・サフラン
サフランの香り成分「サフラナール」には体を温め、発汗を促進する作用があります。
寝る前にサフランティーを飲むと身体がぽかぽかになり安眠できるのだとか。
また、あの鮮やかな色のもとになるβ‐カロテンやクロシンといった成分には高い抗酸化作用があり、血液をサラサラにしてくれます。

・シナモン
毛細血管を広げる効果があり、手足の血流を改善するため冷え性や肩こりを改善します。
保温、解熱、鎮痛作用、消化器系の機能を活発にするなどの機能もあり漢方薬にも使われる優秀なスパイスです!
※サプリメントなどで大量に摂取すると肝障害を誘発する可能性があります
※妊娠中の長期にわたる摂取は避けてください

・唐辛子
唐辛子に含まれる有名な辛さ成分「カプサイシン」は、発汗作用や強心作用(血行の改善)を持っています。
また、強烈な辛さは胃腸も刺激し、食欲を増進させたり消化を促進します。
意外なことにビタミンCやビタミンE、β-カロテンも豊富なので、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどにも効果があります。
※強い発汗作用はあるのですが、保温してくれる成分がないため、汗をかいた後は徐々に体温が下がります。ぽかぽかしているうちにしっかりと保温しないとむしろ冷えてしまうこともあるので気を付けましょう♪

こちらで紹介した香辛料はごく一部です。
香辛料には様々な効能がありとても面白いので、気になった方はぜひ調べてみてください♪

身体を中から温めて、つらい寒さを吹き飛ばしましょう!(*’ω’*)