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桜の開花について

2020.03.25更新 - カテゴリ[お役立ち情報 ]

こんにちは!武居です。
小さい頃はそうでもなかったのですが、このごろ桜の開花時期が気になるようになりました。
既に梅はきれいに咲いており、そろそろ営業所近くの桜も咲きそうな気がしてきました。
今回は桜が開花する仕組みについてご紹介いたします。

*花の目覚め「休眠打破」*
「休眠打破」という言葉をご存じでしょうか。
桜の花芽は、実は前年の夏に作られており、秋から冬にかけては冬眠のような休眠状態に入ります。
眠った花芽は冬になり一定の低温にさらされると休眠から覚め、春に向けて気温の上昇とともに生長し始めます。
この「休眠からの目覚め」のことを「休眠打破」というのだそうです。

*気温と開花の早さ*
桜の開花には「冬の寒さ」と「春の暖かさ」が必要です。
冬がしっかり寒いことで休眠打破が起き、目覚めてからは暖かさや日光によって花芽が生長します。
今年の冬は全国的に気温が高く、休眠打破がやや遅れたとみられています。しかし春の暖かさによって花芽の生長が促され、全国的に例年よりも早く開花するという予測が出ています。
今年のような暖冬だと、長野県のように普段から寒さが厳しい地域では開花が例年より早く、鹿児島県のようにもともと暖かい地域では休眠打破が大幅に遅れてしまうため開花が遅くなる傾向があるそうです。

2020年の長野市の開花予想は3月30日、満開予想は4月7日です。
例年よりかなり早めの開花となりそうですね。
開花まであと少し。今年の桜を楽しみに待ちましょう♪