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アジサイのあれこれ

2019.05.31更新 - カテゴリ[お役立ち情報 ]

こんにちは!
最近30℃を超える日があったり雨で肌寒い日だったりと、寒暖差が激しくなってきましたね。身体の調子を崩さないように気をつけましょう。
今回は、これからが見ごろのアジサイについてご紹介いたします。

*アジサイについて
アジサイは日本が原産と言われています。昔の日本では、アジサイは色が移り変わることからあまり好まれていませんでした。ですが、来日した外国人がアジサイを気に入り、持ち帰って品種改良して広めました。今では世界的に親しまれています。
アジサイの由来は、藍色が集まったものを意味する「あづさい(集真藍)」が変化して呼ばれるようになったそうです。また、アジサイの漢字が紫陽花となった由来は、中国の漢文に出てきた紫陽花という花がアジサイのことだと思い、当て字にしたそうです。
しかし、その時代の中国にはアジサイが咲いていなかったため、漢文に出てきた紫陽花はアジサイではなく別の花だったと言われています。

*アジサイの品種
◎ガクアジサイ
アジサイの原種の1つと言われている日本固有の品種です。
花の形が特徴的で、真ん中に咲いている小さい蕾みたいなものが花で、周辺に咲いている小花みたいなものは萼(がく)です。この花の構造が、額縁のように見えるということでガクアジサイと呼ばれています。 
ガクアジサイの中でも多くの品種があり、様々な形の花を楽しめます。

◎西洋アジサイ
日本のガクアジサイを品種改良したのが西洋アジサイです。西洋アジサイはハイドランジアとも言われています。手まり型の形をしているのでとても華やかな見た目をしています。

 

アジサイはこの他にも品種があり、色や形も品種ごとで異なるので色々なタイプの花を楽しむことができます。

*アジサイの色が変わる理由
アジサイは「七変化」や「八仙花」とも呼ばれています。それは、土の性質によって花の色が変化するからです。花に含まれているアントシアニン色素が、アルミニウムと結合すると青色に変化し、吸収されないとピンク色に変色します。そのため、酸性が強い土地ではアルミニウムはよく溶けるため青色に変化し、アルカリ性が強い土地ではアルミニウムは溶けないためピンク色に変化します。品種によっては色が変化しないアジサイもあります。

アジサイは5月~7月が見ごろです。
これから梅雨のシーズンですがアジサイを見に出かけてみましょう。