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ひな祭りについて

2019.02.21更新 - カテゴリ[お役立ち情報 ]

もうすぐ3月になり、少しずつ春の訪れを感じますね
今回は3月3日の行事、ひな祭りについてご紹介いたします。

*ひな祭りの由来
平安時代以前よりあった草木や紙、わらで作った人形に、自分の災厄を移して海や川に流した行事と、平安時代に始まる「ひいな遊び(お人形遊び)」とが結びついたのが現在の「ひな祭り」です。ひな人形には、生まれた女の子が「健やかに育ち、将来、幸せな結婚が出来ますように」との願いが込められています。そのため、お下がりなどせず「ひとり一飾り」や「一生の宝」と言われています。

*ひな祭りにまつわる木々
桜と橘
ひな壇に飾られている桜と橘は「魔よけ」「邪気払い」の意味で飾られています。更に、橘には「不老長寿」を願う役割もあるとされていて、健やかに過ごすための象徴であるとされています。


ひな祭りは「桃の節句」と言われるほど、桃と深い関わりがあります。そもそも節句とは、中国から入ってきた考え方で、奇数の数字が重なる日は縁起が悪いと考えられており、その災いや邪気を払うために祭りなどをするようになりました。3月3日は上巳の節句、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕の節句、9月9日は重陽の節句となり、それぞれその季節の植物が飾られます。旧暦は現在の暦と1ヵ月ずれており、3月3日の上巳の節句は4月上旬の桃の花が咲くころのため、桃の花が飾られます。
また、桃は「不老長寿」や「魔よけ」などの力があるとされ縁起が良いため、飾られています。

*ひな祭りに食べる料理
ひな祭りには、その日に食べる伝統的な料理があります。旬の食材を使うだけでなく色にも意味が込められています。以下に代表的なものをまとめましたのでご覧ください。

はまぐりのお吸い物
はまぐりは、他のはまぐりとは絶対に形が合わないことから、一夫一婦の願いを込め、お祝いの膳に添えられるようになったようです。

ひなあられ
お外でする「ひいな遊び」のことを、「ひなの国見せ」といいます。海辺や山へ出かけて人形に春の景色を見せてあげる風習です。その時、ごちそうと一緒に持って行ったお菓子がひなあられです。4色の場合は、四季を表し、3色の場合は、白(大地のエネルギー)・赤(生命のエネルギー)・緑(木々のエネルギー)で「自然のエネルギーを得られ、1年間を健康に過ごせる」という意味が込められています。

菱餅
下から緑(草萌える大地)・白(雪の純白)・ピンク(桃の花)となっており、3月の早春の景色を表しています。

白酒
「桃花酒」とも言われ、上巳の節句(中国の節句で、桃の節句の元になった日)に飲まれていました。桃や花の自然の力を体内に入れることで厄払いをするという意味があります。アルコールが10%前後含まれていますのでご注意ください。

ちらし寿司
日本のハレの行事(お祝いの日)で食べられることが多かったようです。えび(腰が曲がるまで長生き)、豆(健康でまめに働ける)、れんこん(将来の見通しがきく)など縁起のいい具材がお祝いの席にふさわしいとされています。

今回のしあわせレシピで、ちらし寿司のアレンジレシピを掲載しています。ぜひご活用ください♪
ちらし寿司のケーキ

縁起の良いものを食べてひな祭りをより楽しみましょう!