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お餅の語源ってなに?

2012.01.12更新 - カテゴリ[お役立ち情報 ]

お正月といえば、ぱっと思い浮かぶもののひとつに「お餅」があると思います。
ところで、お餅はどうして「おもち」というのでしょうか?
実は、「これがお餅の語源です。」というはっきりしたものがないのですが、現在ふたつの説が主流になっています。

*月になぞらえて*
望月(=満月)になぞらえた円形のお餅を、お祭りなどのお供え物としたことから、望月の”もち”が餅になったという説があります。

*台湾語がなまって*
台湾語でお餅のことを「モアチイ」といいます。
それがなまって餅になったという説がふたつ目です。
沖縄には、旧暦の12月8日に厄払いの意味を込めてもち米粉を使った餅菓子を食べる風習があります。
その餅菓子が「ムーチー」といいます。
なので、【台湾語:モアチイ→沖縄:ムーチー→もち】になったのかもしれませんね。

*鏡餅のお餅を重ねる理由*
丸いお餅の形が、昔の銅鏡に似ていることからその名前になったという説があります。
昔から鏡は、神が宿るとされていたことと、良い手本や模範に照らして考えるという意味の”鑑みる(かんがみる)”が合わさり、「かんがみもち」となり、次第に変化して鏡餅になったとされています。
また、鏡餅の丸い形から「家庭円満」を表し、お餅を重ねた姿で、1年をめでたく重ねるという意味も込められています。

*1月11日は鏡開きの日*
鏡開きは、旧年の無事を感謝しながら、神様にお供えした鏡餅をいただく儀式です。
そのお餅を食べた人は、力を授けられるといわれており、もともとは武家の間で行なわれていた習慣が商人にも広まり、一般化したといわれています。
なので、飾るだけでなく食べてこそ鏡餅の意味があります。
ぜひ、鏡開きの日に鏡餅を食べて新しい1年の力をもらいましょう。

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